変革実践プログラム 第5回 参加者対話会を開催しました!

2022年度の変革実践プログラムでの5回目となる「参加者対話会」を2023/1/19(木)16:00-18:00に開催しました。対話会もこれで最後。改めてお互いを知る良い時間となりました。

今回も参加しているチーム(会社)ごとに15分のプレゼンテーションと、他の参加者からのフィードバック、そして対話という形で回していきます。今回のプレゼンテーションは以下の3社。すでにこれまでの地域での活動ともつながる対話の時間となりました。

今回は2年続けての参加となるやまとわの川内さんから。やまとわさんは伊那の里山で林業や農業に取り組む会社。でも本当は、循環型経済を創る取り組みをしています。だから「森をつくる暮らしをつくる」をコンセプトに、本当に多様な取り組みを行っています。その中で大切にしていることは木を使うこと。木を使うことで山の新陳代謝ができ、その結果、山を守ることができます。それは水源を守ることで環境を守ることで、持続可能性な社会のベースなのです。最近ではその一環で取り組んでいる経木がヒットし、プラスチックに代わる包装材などとしてメディアでも取り上げられ話題に。昔ながらの経木の価値を改めて見直して、再発信しているのが素敵ですね。地域内外の共創にも積極的なやまとわさん、今後の展開もすごく楽しみです!

2社目は長野県経営者協会から原田さん。長野県経営者協会は地域共創ラボの運営にも深く関わってきています。もともと長野県の経営者が集まり、長野地域を支えるために立ち上がった組織。その理念は「進取創造」と「終生学習」。古いものを大事にしながらも、新しい考えを取り入れ創造する、そのためにいくつになっても学んでいこう!という考え方。そのために調査をしたり、地域内外の企業などをつなぐための場をつくったり。実際、地域共創ラボとも、DX実態調査やDX人財育成プログラムなど連携施策が生まれています。まさにHUBですね!

最後は地域共創ラボをプロデュースしている渋谷さんから、フィールド・フローの活動をご紹介。スマートシティなどの取り組みを背景に、北九州のコワーキングスペース秘密基地から始まったスタートアップ企業。危機管理やデジタル、デザイン、流通などの各分野の専門家がチームとなって、大手企業やベンチャー、自治体、大学などと連携し、“事業を創るための事業”を展開しています。ちなみに渋谷さんは現在、長野では地域共創ラボのほかに長野県経営者協会のDXアドバイザーも務めています。同社を起点とした今後の長野と他地域の連携も楽しみです。

半年にわたって場を共有してきていも、まだまだ知らないことは多いものです。だからこそ、つながりは楽しく、可能性につながっていきます。変革実践プログラムも残すところわずか。可能性の具現化に向け、友達最強で参加者の皆さんと走り切ります!