SX実践人財育成プログラム第4講座「ウェルビーイング」を開催しました!
昨年度、DX人財育成プログラムとして開催していましたが、今年4月に発刊した長野SXレポートにて提言した”持続可能な経営”に向けたアクションとして、持続可能な経営人財の育成にテーマを内容を一新し、Shinshu Creative Guildのパートナーである長野県経営者協会が引き続き主催で、2年目のスタートを迎えました。
第4講座として、11月13日(月)に 「日本の美しい食文化を未来へ伝え、元気な社会をつくります」を経営ビジョンに給食受託事業を展開している株式会社ミールケアの関友樹さんを講師に迎え、長野市のミールケア本社にて開催しました。
ウェルビーイングの実践を進化させた水害
ミールケアの食と健康事業の実践から食やコミュニティの重要性の理解を深め、ウェルビーイングは経営そのものであり、企業が人を幸せにして社会を豊かにする意義を学んでいきました。
2019年の台風19号水害によってミールケア本社もほぼ水に浸かり全壊状態となり、当時の写真を見た参加者もこの時は息を飲む感じでした。しかしこの出来事がミールケアのwell-beingをより実践的にしたとのこと。自分たちの幸せだけでなく、地域の幸せも含めて今あったものを進化させていく全社的な取り組みになっているそうです。
“信州の食文化で健康な未来を“をコンセプトにしたレストラン
昼食は昨年リニューアルオープンした”信州ビュッフェレストラン みーるマ~マ”にていただきました。月曜日のお昼前でしたが既に多くのお客様で賑わっており、自社農園や長野県産の新鮮野菜を用いた数十種類を超えるメニューから選ぶビュッフェスタイル。品数が多すぎて全種類食べられそうにもありません。
ワークラボ -食で表現、誰に届けるか-
お腹も十分に満たされた午後は、体現するワークとしてベーカリー担当のご指導のもと、それぞれが想いを届けたい人を思い浮かべながらパン作りを行いました。焼き上がりを待ちながら、食の重要性への気づきはもちろんのこと、想いを届けたい人に日頃言えなかった感謝の感想が聞かれ、自分の幸せが他者の幸せにつながり、他者の幸せが自分の幸せにつながる循環を実感したのではないでしょうか。
最後のフリーディスカッションでは、ミールケアでのウェルビーイングの取り組みを自社でどのように展開するかの意見交換をして、その気づきと焼き立てのパンとともに帰路につきました。
「SX実践人財育成プログラム」では、様々な経営課題へのアプローチを学ぶ約半年間の全5回コースを通して、本質的な能力として求められる“適応力”への気づきを提供していきます。
次回が最終回(12/8開催)となりますが、スポット参加も受け付けておりますのでご興味ある方は下記よりお申し込みをお待ちしております。