SX実践人財育成プログラム第3講座「ESG経営」を開催しました!
昨年度、DX人財育成プログラムとして開催していましたが、今年4月に発刊した長野SXレポートにて提言した”持続可能な経営”に向けたアクションとして、持続可能な経営人財の育成にテーマを内容を一新し、Shinshu Creative Guildのパートナーである長野県経営者協会が引き続き主催で、2年目のスタートを迎えました。
第3講座として、10月12日(木)に 「森をつくる暮らしをつくる」を経営理念にした株式会社やまとわさんの中村博さんと川内洋輔さんを講師に迎え、伊那市の自然を舞台にカモシカシードル醸造所さんとASOBINAさんにご協力いただき開催しました。
森林のリアル ~森があるからこそ、人々が地域で安心して暮らし続けられる~
日本の森林の歴史や今起きていることの背景を理解しながら、ESG経営の本質を学んでいきます。今回の講座の最大のポイントでもあるアウトドアフィールドが一体となっていること。伊那谷の山の中に入って山主の地権や管理の実態に触れながら、整備された区画とそうでない区画を実際に見ることで学びを深めていきました。
お昼は鳩吹山山頂まで車で移動し全員でお弁当を食べた後、ASOBINAさんの指導を受けマウンテンバイクを使って山下りをしていきます。普段走ることないコースに緊張感を感じつつ、アウトドアスポーツを満喫しながら所々で山の植生のレクチャーを受けてさらに学びを深めていきました。下山後はカモシカシードル醸造所に戻り、シードル製造の歴史や製造工程見学をさせていただき、リンゴジュースの差し入れもいただきました。
すべての基盤を支える自然資本
資本主義経済が進んでいく中で気候変動や森林を取り巻く現状から、持続可能な経営を意識しながら未来に向かって何をやっていくべきかの対話が深まっていきました。我々は自然の中で生活しており、地球で起きている問題とつながっていて身近な関心事として取り組んでいく必要があります。
参加者の皆さんは、木を見ること森を見ることは一時の非日常体験をするイメージを持たれていたかもしれません。しかしながら自然の中で講座を通して体感する学びの重要性を理解していただけた一日になったのではないでしょうか。
「SX実践人財育成プログラム」では、様々な経営課題へのアプローチを学ぶ約半年間の全5回コースを通して、本質的な能力として求められる“適応力”への気づきを提供していきます。4回目以降もしくは各回スポット参加も受け付けておりますのでご興味ある方は下記よりお申し込みをお待ちしております。