SX実践人財育成プログラム第1講座「コミュニケーション」を開催しました!

昨年度、DX人財育成プログラムとして開催していましたが、今年4月に発刊した長野SXレポートにて提言した”持続可能な経営”に向けたアクションとして、持続可能な経営人財の育成にテーマの内容を一新し、Shinshu Creative Guildのパートナーである長野県経営者協会が引き続き主催で、2年目のスタートを迎えました。

その第一弾として、7月28日(金)に 「真のグローバル人の育成」を使命に長野県内で人材育成に取り組む株式会社エー・トゥー・ゼットさんが講師のトップバッターとして、長野市にある善光寺大勧進にて第1講座「コミュニケーション」を開催しました。

多様性が加速する社会の中で共存する組織作り

当日の講師は株式会社エー・トゥー・ゼットの小沼さつき氏とJames Curtis氏につとめていただきました。James Curtis氏は来日して10年以上とのことで日本語も流暢です。会社の中で日常起こり得るコミュニケーションのすれ違いのケースについて、日本語と英語を交えたお二人の掛け合いで再現いただきました。多様性が既に存在しているエー・トゥー・ゼットの中での実践に基づいているので非常に説得力がありました。その後は参加者同士のロールプレイをはさみながら、コミュニケーションや心理的安全性を高める事の重要性を学んでいきました。

多様な環境や人材に対応するためには考え方やマネジメントの傾向の違いを知ること

昼食を挟んで午後からは、事前課題で実施した参加者個々人のカルチャーマップを参考に、グループに分かれて自身の傾向や他者の傾向の違い・そこから起こりうるコミュニケーションギャップやその対応について対話しながら理解を深めていきました。参加者の皆さんもおおむね母国の平均値に近かったようです。改めて見るとやはり日本はハイコンテクストな国だということを実感しました。

自分の当たり前は、他者の当たり前ではない

受講者の皆さんからは、コミュニケーションの難しさを実感したものの、変化も激しく多様性が進む社会の中で、新たな視点や気づきを得て会社の中で実践していきたいとのポジティブな感想が聞かれました。他者との違いを受け入れて小さな実践を積み上げていくことの重要性にふれる一日になったのではないでしょうか。

「SX人財育成プログラム」では、様々な経営課題へのアプローチを学ぶ約半年間の全5回コースを通して、本質的な能力として求められる“適応力”への気づきを提供していきます。2回目以降、もしくは各回スポット参加も受け付けておりますのでご興味ある方は下記よりお申し込みをお待ちしております。

お申し込みはこちらから ⇒ https://www.nea.or.jp/sxhr2023.html